ボルドーデジタルアートセンター

潜水艦基地跡がデジタルアートセンターとなっているLes Bassins des Lumières(レ・バッサン・デ・リュミエール)。2020年のオープン以来、定期的に放映プログラムを変えながら、映像と音楽が楽しめるスポットになっています。戦時中の潜水艦基地の跡なので大きなプール?はそのまま。大きなコンクリートの建物の中に入ると中は映画館みたいに真っ暗。音楽に合わせて、四方の壁や水面に次々と映像が映し出されます。一つのプログラムは約1時間で一回り。繰り返し上映されているので好きな時に入って好きな時に出ることができます。

現在上映されているのは、イタリアベニスとソロラ。水の都ベニスが描かれた絵が水面に映る様子は幻想的。20世紀のスペインの画家ソロラの描いた光と闇の対照が大きな壁に映し出されると、迫力があります。室内なので、雨の日や暑い夏の午後にもいいかもしれません。

ちなみに、このような映像と音楽のアートセンターは他の場所にもあり、南仏のレボー.ド.プロヴァンスの石切場跡でも楽しむことができます。

使われず放置してあった頃は、チョット怖いイメージな潜水艦基地でしたが、新しくホテルやレストランができ、ボルドー北部の新しい観光ポイントとなっています。